ヨーロッパの冬に思いを馳せる、伝統菓子シュトーレン

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2012年11月26日

【エスプリ・ド・ビゴ  シュトーレン】

ヨーロッパの冬に思いを馳せる、伝統菓子シュトーレン

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シュトーレンの発祥はドイツ。名前はStulo(その昔、神に捧げた聖なる円柱)に由来していて、正式名称はChriststollen(クリストシュトーレン)と言うんですよ、と、ビゴ東京の藤森もも子さんから伺いました。またこの形状は「布にくるまれ、飼い葉桶に眠る幼子イエス」を象徴するのですよ、とも。シュトーレンの歴史を感じるお話ですね。

シュトーレンはバターやお砂糖、ドライフルーツがみっしりと入った保存食で、とても寒いドイツの冬を乗り切るためのハイカロリーなおやつ。
文明が進化して、寒さを凌ぐことも食品の保存も、昔に比べたら容易になりましたが、このシュトーレンというお菓子はドイツやヨーロッパの皆さんの懐かしく温かい味のお菓子として浸透しており、冬の風物詩になっているそうです。

製法や味にも地域色がそれぞれにあるようですが、「ビゴ東京」のシュトーレンは、フランス・アルザス風。
ドライフルーツとバターがたっぷり入っており、ナイフを入れた瞬間に立ち上ってくるスパイスとフルーツの甘い香りがなんとも贅沢。
このシュトーレンを薄くスライスして、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら過ごす……、家族の団欒が脳裏に浮かんできそうな味。

きらびやかなイルミネーションのをイメージする華やかなアントルメもとっても東京らしいけれど、こういう伝統的なお菓子をいただきながら静かな心で迎えるクリスマスもまた素敵ですよね。小さなお子さんのいらっしゃるご家族など、クリスマスをおウチで過ごすことの多いご家庭にはぴったりのプレゼントだと思います。

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シュトーレンの断面。ドライフルーツがたくさん入っていて、ナイフを入れた瞬間すごくよい香りします!


  • 商品名:エスプリ・ド・ビゴ  シュトーレン
  • 値段:ラージサイズ:¥1,600 スモールサイズ:¥800 *ともに税込
  • フレーバー:ドライフルーツやバターが豊かに香ります
  • エスプリ・ド・ビゴ (自由が丘)
  • 〒158-0085
    東京都世田谷区玉川田園調布2-13-19
  • 03-3722-2336
  • 8:00~19:00 (水曜日休) *祝日の場合は営業、翌木曜日に振替休日
  • http://bigot-tokyo.co.jp/
※カフェ併設、駐車場あり

naook
得意分野:輸入グロサリー系お菓子など。一応このサイトの主宰ではありますが、皆様に支えられて生きています。