【あとあとかとか。 “春” 桜のケーキひらひら】
鼻をくすぐる麗らかな桜の香り。あとあとかとか。の季節限定 “春” 桜のケーキひらひら
日本という国に生まれた私たちにとって、桜は特別なものですよね。思い描く風景は人さまざまですが、それぞれに桜に纏わる想い出があるような気がします。花を愛で目から春を感じつつ桜の味を愉しむ。粋で素敵な日本の文化ですよね。
桜の風味を口から美味しく頂戴するという意味では、桜餅やお煎茶など「和」の素材と合わせることが一般的かも知れませんが、文化的な美しい融合を果たした桜のケーキをご紹介。
表面にうっすらと桜色の糖衣をまとい、控えめながらキラキラと光る桜色のパウダーがとても美しいこのケーキ、以前ボナクイユでスイーツの賢人 @345setagaya さんが、こちらの記事でもご紹介した「あとあとかとか。」さんの季節限定のお品です。
ナイフを入れるのが憚られるほど繊細な美しさのこのケーキ、(勿論食べたいという欲求に完敗して)ケーキの肌にナイフを添わすと、適度な抵抗と重みを感じます。嗚呼、これは美味しいハズ……。思わずそう直感させられます。
口に入れた瞬間ぱっと広がる桜の香りとほんの少しの感じる塩気は、国産の桜の葉の塩漬け由来のもの。頂きすすめる最中にも、柔らかくほのかに感じる桜の余韻は、ドイツのマリエンホーフ社が製造するさくらのリキュール由来の香り。目を閉じると、そよぐ風に揺られてはらりと落ちる桜の花びらの様子がまぶたの裏に思い浮かぶような、そんなお菓子です。
マリエンホーフ社のリキュールについてはこちらの記事でもご紹介していますが、大変志の高いマニュファクチュールで、桜は勿論他にも一流の造り手からも愛されるお品がたくさんあるんですよ。
私はこのケーキを頂いた時に、ふと母に食べさせたいなとそういう想いが浮かんできました。久しぶりにお母様やご家族と、ゆっくりとお茶の時間を過ごす時に、寄り添ってくれそうな頼りになるアイテムです。
話は少しもどりますが、あとあとかとか。さんのお菓子について。個人的には「檸檬ケーキほろほろ」がお気に入り。フレッシュな檸檬の酸味と、ミルキィな味わいが掛け算になって何故か郷愁を誘うのです。いつかこちらのケーキも紹介したいと思っていますが、このように「風景の浮かぶ」お菓子が多いのも、あとあとかとか。さんのお菓子の特徴なのです。
- 商品名:あとあとかとか。 “春” 桜のケーキひらひら
- 値段:¥1,400/1本(内税)
- フレーバー:さくらの香りとお味
- あとあとかとか。
- オンラインショップのみ
- http://atoatokatoka-shop.com/



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