大人のチーズケーキは、控えめな甘さと塩気、スパイスの妙が決め手

【アグネスホテル東京 ル・コワンヴェール　＜ガトー フロマージュ＞】

大人のチーズケーキは、控えめな甘さと塩気、スパイスの妙が決め手

神楽坂にある「アグネス ホテル アンド アパートメンツ 東京 ル・コワンヴェール」は、東京にありながらヨーロッパの小さな洋菓子店を彷彿させる素敵な佇まいのパティスリー。

一歩お店に入ると、すぐ横にある厨房で丁寧に作られた焼き菓子やギモーブ、華やかなケーキ達が目に飛び込んできます。ショーケースに可愛くてお洒落なケーキが並ぶ中、シックな見た目のケーキがひとつ。これなんと黒胡椒が掛かったチーズケーキなんですよ！

このベイクドチーズケーキは、ノルマンディ地方で修行を積まれた、シェフ・パティシエ・上霜考二（うえしもこうじ）氏のインスピレーションから生まれています。

まず一口食べて、チーズの濃厚さに驚き。そしてカマンベール由来の塩味と甘みが絶妙なバランス！チーズをスイーツの素材として使ったというよりむしろ、チーズが主役に踊りでた新しいジャンルのケーキという感じ。
以前、期間限定でこちらのケーキを薫製にしたものも登場し、お酒を頂く方にはかなりご好評を博したとか。私も食べてみたかった！

下地の香ばしくて甘いクッキーのサクサクとした歯ざわりが、甘みを抑えたチーズの部分を引き立ててとてもいいアクセントになっています。
ワインとの相性も抜群で、男性や甘いものが苦手な方にもお勧めです。
生地は固めのタイプなので、持ち歩きでも崩れる心配はなく、お持たせに最適な逸品です。

こちらがケーキの断面。キレイ！

<Published: Oct 2011>