ふんわりフロマージュブランとフランボワーズの爽やかな酸味

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2012年12月13日

【Patissier Shima (パティシエ・シマ)  クレーム・アンジュ】

ふんわりフロマージュブランとフランボワーズの爽やかな酸味

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クレーム・アンジュ(クレーム・ダンジュ)の名前の由来は、Angel(天使)に掛けているのかな?と思われている方も多いと思いますが、実は仏のロワール川中流にあるアンジュ地方の郷土菓子にインスピレーションを得て、「パティシエ・シマ」の島田進シェフが完成させたお菓子。(郷土菓子として楽しまれていたクレーム・アンジェは、フロマージュブランを生成する過程で出来るクリーミーなチーズと生クリームをホイップしたものに、フルーツソースをかけるというごく簡単なスタイルが主流。)

フランスの・ノルマンディ地方から空輸されるAOC(原産地呼称統制)の良質なフロマージュブランを生クリームと共にふわりと仕立て、その中に閉じ込められたフランボワーズの甘酸っぱいソース。言葉遊びのようですが、まさにその味は天使と表現するのに相応しいお菓子。口の中に広がる爽やかな甘さと、瞬間に消えてしまうさらっとした口当たりは、初めて召し上がる方にとっては「不思議!」な食感かもしれませんが、クセになること間違い無し。
フランスの文筆家で美食ライターの走りとして名を馳せ、あのミシュランガイドの生みの親の一人である、キュルノンスキーをして「神様のごちそう」と言わしめた逸品なのですから。

甘みも控えめであることとチーズがベースになっているお菓子ですから、コーヒーや紅茶はもちろん、お酒との相性も良いのです。またなんと言っても、この真白でやわらかな肌にスプーンを沿わせると、中から鮮やかな赤いソースの際立った美しさが目を釘付けにします。華やかな色合いが、ハレの日のデザートとして、そして今の季節ならクリスマスカラーという意味でもよくマッチしますよね。

繊細なお菓子ですので、持ち歩きの時間や気温の高い時期などは少し気をつける必要がありますが、今の季節なら比較的心配が少ないのもよいですよね。
またココットの器に入っていますので、他のアントルメやプチガトーに比べても崩れてしまう心配が少ない点も手土産向きです。(ずぼらで荷物を持つのが下手な私にとってはこれ重要なポイント!)

麹町にある「パティシエ・シマ」さんに伺うことが出来ない方には朗報も。
「パティシエ・シマ」さんのクレーム・アンジェ、タカナシ乳業のサイトからオンラインショッピングも可能です!
遠方の方や、子育て期のママはなかなか外出が難しいものですから、お友達が集まるお茶会などの時はオンラインショップでお取り寄せしてみてはいかがでしょう?

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左:ガーゼに包まれた様子  右:ふわふわの白と鮮やかな赤が美しい

  • 商品名:Patissier Shima (パティシエ・シマ)  クレーム・アンジュ
  • 値段:¥525/1個(税込)
  • フレーバー:フロマージュブランとフランボワーズ
  • Patissier Shima | パティシエ・シマ (麹町)
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  • 月~金:10:00~19:00 /土曜日: 10:00~17:00 ◆定休日 日曜・祝日
  • http://www.patissiershima.co.jp/index.html

naook
得意分野:輸入グロサリー系お菓子など。一応このサイトの主宰ではありますが、皆様に支えられて生きています。