羊羹のスマート・スタイル。新たな食しかたの提案

【能登乃羊羹　｜　ジカバー・ニッポン】

羊羹のスマート・スタイル。新たな食しかたの提案

持ち運ぶのは重たいし、切って食べるのも手間だから……。
そんな理由から、オフィスへのおもたせとしては敬遠されがちな羊羹。和菓子ってお好きな方も多いですし、日本茶のお茶請けとしては大変重宝するので、持っていけると実は色々幅も広がる気がします。

東京ミッドタウンの3階にある「ジカバー・ニッポン」で見つけた「能登乃羊羹」は、通常の羊羹に比べて4分の1か6分の１くらいのスリムサイズ。
これなら片手に本を持ちながら、片手に羊羹なんていうことも可能。少しお行儀が……なんていう議論はさておいて、頂きやすいサイズだからこその良さがあるのです。

１つには、好みのフレーバーを幾つか選んで持って行けるという点。一本がどっかりと重い羊羹だとなかなか難しかったわけですが、このサイズなら楽ちん。そしてもう一つは、するりと一本食べきれるという利点。石川県の老舗和菓子店「花月」というところのお品らしく（その和菓子店には出向いたことありませんが……）、口当たりの滑らかさが特徴の羊羹だからこその美味しさも手伝って、ちょうどいいボリューム感なのです。これぞまさにスマート（賢明な）でスマート（スリムな）な羊羹！

両親世代の「和菓子に目がなく、かつ見る目が厳しい」方々へのおもたせとしても、間違いがない逸品です。

 

＜Published: Sep 2011＞