中国茶の代名詞とも言える「凍頂烏龍茶」が台湾原産であることは有名ですが、木柵鉄観音茶(緑茶)、東方美人(青茶)なども他にも良質な銘柄の茶葉がたくさんあり、茶藝館と呼ばれるお店ではそれらを楽しむことが出来るのです。安価で食事を楽しめることに比べると、茶は嗜みの範疇に入るようで値段も高め。入った茶藝館にもよりますが、だいたい一杯200 NT$以上はするようで、日本円に換算すると500円以上ということですよね。つまり魯肉飯(小)サイズ5杯以上分。日本の感覚では妥当な気がする額でも、台北の食事事情から考えるとハイソな楽しみと言えると思います。
緩やかな時の流れを楽しむ茶藝館「小慢(シャオマン)」
せっかくですから茶藝館を楽しむ意味でも、居心地の良さそうな空間を選んで伺ったのが「小慢(シャオマン)」というお店。
学生街の一角にあるとても美しいお店で、木柵鉄観音茶とお茶菓子6種のセット(600NT$)を豪奢に注文。お茶の頂き方は工夫茶、一壺茶など好きな作法を選ぶことができます。継ぎ足すためのお湯もいただけるので、香りを楽しんだり味を楽しんだりゆっくりと味わうことが出来ます。
お茶の美味しさもさることながら、驚いたのはお茶請けのお菓子の美味しさ!タロイモの餡を求肥で包み込んだもの、紫芋の蜂蜜煮、パイナップルケーキ、ドライマンゴー、アーモンドのクッキーとスノーボール、いちじくとくるみのキャラメル状のもの……。どれも感動モノの美味しさなのですが、その完璧さの理由は「甘みのバランス」にあると思うのです。甘過ぎない、だけど気持ちを満足するにたる甘さのバランス。パンチのある甘さは、一口目から満足度が高くて食べ続けると転じて“飽き”につながることがあるけれど、このお茶うけたちは食べきってなお、まだ食べたいと思うくらい美味しかった!台北へ行ったら是非訪れて欲しいお店の一つです。ちなみに日本語が通じて、わからないことも親切に教えてくださるスタッフの方もおられて、凄く安心して楽しめますよ。
日本にも負けず劣らずの美味しいコーヒーが頂ける街
中国茶以外にも紅茶・コーヒーも気軽に楽しめるのですが、日本同様スターバックスが跋扈しています。
2年ほど前に行った上海のスターバックスと比べると同程度か少し安い程度なのですが、上海は他のコーヒー店がかなり安い値段でコーヒーと提供するため割高に感じるような気がしましたが、台北の場合、スターバックスの価格帯は中堅どころのように感じました。(あくまで個人的所感です。記憶が正しければ上海のトールラテ28元(350円程度)、台北では100$(300円程度))
GRANDPAというチェーン系の小さなおしゃれ系コーヒースタンドでは30~50 NT$で1杯のコーヒーが楽しめます。スターバックスのようにくつろげる空間や椅子があるわけじゃなく、あくまでキヨスク的。コンフェクションやグッズのたぐいもなく、ただただ飲み物を提供するのみの空間として最低限の設えです。他にもドトール的ポジションのダンテコーヒーなどスタバより若干安価なところもあれば、逆にスタバよりも高いコーヒーショップも普通に存在していました。(上海ではスタバより高いコーヒーショップを探すのが大変だった気がしますが、ここ数年で何か変化があったかもしれません)
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