シャンパーニュの名門RMの、特別な日に相応しい1本

【Champagne (AOC) 375ml - Vincent Bliard（ヴァンサン・ ブリヤール）　｜　MAVIE + ORGANIC STATION】

シャンパーニュの名門RMの、特別な日に相応しい1本

「お酒はいつだって裏切らないから。」――そんな誰かの言葉を聞いた時、なるほど！と至極腑に落ちた気分になったのをふと想い出すのですが、このシャンパーニュの作り手さんは、「裏切らない」の称号が似合うお酒の1つだと思います。

『ヴァンサン ブリヤール』は、ドン・ペリニヨンの畑と同じ区画にあり、原料の一部としてドン・ペリニョンが採用することもある優良な品種を育てている畑を持っていることでも有名。たった4haの自家畑で丁寧にオーガニックで作られたぶどう の「一番搾り果汁のみ」で造られているとても貴重なシャンパーニュです。（ちなみに有名なモエ・エ・シャンドンは所有する畑が1200haくらいあるらしく、そしてさらにぶどうを買いつけて醸造。）

1970年代に化学合成農薬や化学肥料を利用した栽培方法が普及、そもそも葡萄の生育にあまり適さない土地であることも手伝って、シャンパーニュ地方の畑でもその流れは広がりました。そんな流れの中でも、一度も農薬や化学物質の使用になびかず、村八分の扱いを受けてもずっと伝統的な製法を守り続けてきたのが『ヴァンサン・ブリヤール』。

栽培している葡萄の品種は、シャルドネ（白）／ピノ・ムニエ（赤）／ピノ・ノワール（赤）の3つで、使用品種と配合によってブラン・ド・ブラン／ロゼ／ブリュットがあり、またそれぞれ熟成年数によってプライスラインが変わります。今回ご紹介のハーフボトルサイズはシャンパーニュ・ブリュットの3年熟成もの。フルボトルだと少しお値段が張るので、まずはこちらでトライしてみて。お値段以上の価値があることがお分かりいただけると思います。

大事な方の特別な日を美しく彩るシャンパーニュとして、お選びいただくのにふさわしい1本です。
ちなみに申し上げておきますが、私はこのロゼが好きです。宜しくお願いいたします。笑

＊RM/NM/CMの違いについて
レコルタン・マニピュラン＝自分のブドウ畑で栽培したものを使い、自分で醸造する。
ネゴシアン・マニピュラン＝他社の畑からブドウを買い付けて自社ブランドを醸造・販売する。
コーペラティブ・マニピュラン＝生産者共同組合が組合の銘柄としてつくる。