こんなイベントに潜入しちゃいました!

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ラ・メゾン・デュ・ショコラ クリスマス&バレンタイン発表会 @Restaurant-I

まだ残暑が厳しい9月のある日、原宿の緑の豊かな東郷神社に隣接するビルRestaurant-I (レストラン アイ) で開催されたLa Maison du Chocolat(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)の2011年クリスマス・コレクション、および2012年バレンタイン・コレクションの発表会に行って参りました。

会場に入るとすぐに、ふんわりと薫るショコラの香り。ディスプレイに素敵な花材が使われていて思わず伺いましたところ、Restaurant-Iさんでパーティなどをなさる時、第一園芸さんがスタイリングをしてくださるのだそうで、今回の発表会もご協力を頂いたとか。素敵ですね。

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新製品ショコラを彩る素敵なお花のディスプレイ!キレイですね。

今回の発表会には、La Maison du Chocolatのクリエイティブ・ディレクターであるジル・マルシャル氏が来日。
  • クリスマス限定コレクション&バレンタイン限定コレクションのご紹介 from ジル・マルシャル氏
  • La Maison du Chocolat × Restaurant Iコラボレーションによるショコラを使ったお食事の試食会
  • ジル・マルシャル氏による、ショコラ・ショオ(ホットチョコレート)とヘーゼルナッツのキャラメリゼ製作デモンストレーション
の三部構成。流れに沿ってご紹介してゆきます。

 

■2011年クリスマス限定コレクション「マジー・ドゥ・パリ」

La Maison du Chocolat(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)のクリスマス・コレクションといえば、「ショコラ・カレンダー」がよく知られていますね。12月1日からイブの24日まで、クリスマスをカウントダウンして楽しむキューブのカタチをしたお品。日本的に言い換えるなら「もう幾つ寝ると……」と待ち望む、特別な1日までのカウントダウンというところでしょうか。

2011年は定番の「ショコラ・カレンダー」のお品の他に「マジー・ドゥ・パリ」というボックスが登場。
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ジル・マルシャル氏曰く、2010年のクリスマス・コレクションを発表したすぐ後から、翌年のクリスマスの品はどんなテーマにしようか?と考え始めていたとか。大切に育てられた力作、今から発売が待ち遠しいですね。

このコレクションの名前に含まれる「マジー」とは、フランス語で「魔法」を表す言葉。クリスマスシーズンのパリ。とあるアパルトマンの窓から見た街の美しさや、その風景の中にいる人々の感情の機微を着想の原点とした、心が踊るようなショコラ達に思いを込めて付けられたもの。一口食べたら、クリスマスのパリの情景が浮かぶ魔法が宿っているに違いありません。
中にはこのコレクションのために作られた5種類のチョコレートとマドングラッセが入っているのですが、とっても気になっているのは「Effervescence (エフェルヴサンス)」と名付けられたお品で、シャンパンの風味のミルクガナッシュが詰まった丸いショコラ。開発前は「うーん、シャンパンとチョコって、難しいんじゃないかなー。」と否定的な意見がチラホラあったそうですが、開発を重ねて実際に出来たお品を召し上がっていただいたら、とっても好評だったとか。
これはワインラバー達も俄然注目のお品になりそうですね!

 

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加えて発表のお品の中で、個人的に気になったのが、こちらの「ブール・マンディアン」。
ちょうど女性の両手でまるを描いたくらいの大きさの円盤型のチョコの中に、ナッツが零れ落ちるくらいに敷き詰められているのです!
その他2011年のクリスマスには「ビュッシュ・ド・ノエル」なども登場するそうで、今からもうクリスマスが待ち遠しくてワクワクしてしまいます!(バレンタインコレクションのお話は、またもう少し近くなったら、書こうと思います)

 

■La Maison du Chocolat × Restaurant Iコラボレーションによるショコラを使ったお食事の試食会

クリスマスとバレンタインの限定コレクションのお話が終わった後は、Restaurant I(レストラン・アイ)の松嶋シェフとのコラボレーションで生まれた、ショコラを使ったお食事の数々を試食させていただくことに。

チョコレートを使ったお食事はブラジル料理などではごく一般的ですが、お肉のソースとしてどかっとかかっていたりするシンプルで大胆なお料理が多い印象。しかしさすがグランメゾンのショコラティエと、気鋭のフレンチシェフの強力タッグ、なんとも品よく、そして目新しくも奥深い味わいのものばかり、5品が並びました。

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左写真 左奥:カカオとシャンピニオンのヴルーテ 右奥:白レバームースとショコラのマカロン、黒コショウのチュイル 手前:フォアグラとカカオのボンボン、七味唐辛子とオレンジのアクセント | 右写真 カカオサレで頂く、穴子のフリチュール”TEMPURA”

頂かなかったので御写真がないのですが、もう一品「スカンピのラビオリ、ソースフロマージュ&カカオバルサミコ」がありました。
様々な食材との食感・風味の組み合わせが斬新で、チョコレートの可能性の大きさや、シェフ達のセンスとクリエイションに驚かされます。
こちらのお食事が今後、Restaurant I(レストラン・アイ)のグランドメニューになったらまた面白いですよね!

 

■ジル・マルシャル氏による、ショコラ・ショオ(ホットチョコレート)とヘーゼルナッツのキャラメリゼ製作デモンストレーション
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クリエイティブ・ディレクターであるジル・マルシャル氏は、説明をしながら和やかに作業を進めておられますが、目は手元で変化を見せる食材達から離れることはありません。ショコラ・ショオのテクスチャーがベルベット様に変化する瞬間、ヘーゼルナッツをキャラメリゼする時、砂糖が再結晶し始めてから一気に甘い香りが漂い、焦げる手前の瞬間で火から下ろすそのタイミングを読むお姿。流石、これぞグランメゾンの流儀ですね。

 

■コニャックの名門「レミーマルタン」とコラボレーションした限定BOXが登場
最後にお酒好きの方にも大変朗報なお話が。なんとLa Maison du Chocolat(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)とコニャックの名門「レミーマルタン」とのコラボレーションが実現!

2011年11月1日より、松屋銀座店にて、レミーマルタンXOエクセレンスとLa Maison du Chocolatの3種のボンボン・ドゥ・ショコラを詰め合わせが数量20個限定で発売。日本で入手できるのは、松屋銀座店のみだそうです。

コニャックとのマリアージュを楽しむために作られた特製のボンボン・ドゥ・ショコラも気になるところですが、赤くて光沢感の美しいラッカーボックスの美しさときたら!大人の楽しみがつまった夢の様なボックス。だれかプレゼントしてくれないかなぁ~!

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「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」×「レミーマルタン」特別企画
Mystères des Anges(ミステール・デ・ザンジュ)の取扱店舗情報 ラ・メゾン・デュ・ショコラ 松屋銀座店
住所: 〒104-8130 東京都中央区銀座 3-6-1 銀座松屋1F
電話: 03-3562-7707
営業時間: 10:00~20:00(松屋銀座店舗営業時間に準ずる)
カフェラストオーダー:19:30

 

●その他店舗情報
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店
住所: 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
電話: 03-3201-6006
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 表参道店
住所: 東京都港区北青山3-10-8
電話: 03-3499-2168
  • ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店
  • 〒107-0061 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
  • 03-3201-6006
  • 11:00~20:00
  • http://www.lamaisonduchocolat.co.jp
By n.okumura
Published: October 15, 2011